【母乳バンク】登録しました

出産と私たちの子育て

こんにちは!む~さんママです。

先日「母乳バンク」ドナー登録&母乳の発送が完了しました。

まだまだ知られていない方が多いと聞いたので、登録した経緯と登録の仕方についてお話します!

「母乳バンク」とは?

そもそも母乳バンクとは?

む~さんママも子供を産むまで存在すら知りませんでした。汗

以下公式サイトより引用。

母乳バンクは、ご自身のお子さんが必要とする以上に母乳がたくさん出るドナーよりご寄付いただいた母乳を、適切に低温殺菌処理・細菌検査・冷凍保管し、NICU(新生児集中治療室)の要請に応じて、「ドナーミルク」として早産・1,500g未満の極低出生体重の赤ちゃんに提供する仕組みです。

母乳バンクについて | 一般財団法人日本財団母乳バンク|公式サイト

つまり余ってる母乳を必要としている子に分けてあげましょうという取り組みです。

産後2ヵ月でドナー登録

む~さん一家の娘ちゃんは現在もNICUで入院中です。

産後すぐから母乳は直接飲むことはできず、産後1週間で病気の治療のため母乳の接種がストップしました。すぐ再開すると思っていましたが、1ヵ月経っても母乳の再開見込みがなく・・・。

娘ちゃんの病院では母乳は冷凍保存で3ヵ月まで。それ以降は破棄になってしまうとのこと。

出産してから毎日4時間おきに一度も欠かすことなく搾乳してきた大切な母乳を捨てるのがどうしても辛かったむ~さんママはネットで捨てないで済む方法はないか調べたところ「母乳バンク」に行きつきました。

サイトにドナー登録は「母乳は自分の赤ちゃんにあげることが最優先、余った分を・・・」と書いてあり「自分の子供にあげることすらできない私は対象外なのかな」と思いましたが、む~さんパパが背中を押してくれてまず問い合わせをしてみることに。

自分の子供が病気で母乳を飲めないこと、それでも私はどうしても母乳を捨てる選択ができないこと。メールにしたためるとすぐに「大変な中取り組みに賛同いただきありがとうございます。ぜひお願いします」との返信が、無事ドナー登録手続きに進めることになりました。

母乳を捨てずに、赤ちゃんの力になれる。とても心が軽くなりました。

ドナー登録の流れ

ざっくりと ①ドナー登録申請→②メールで血液検査の予約→③対象の病院で問診・血液検査→④登録完了 の流れでした。

①公式サイトの「ドナー登録申請フォーム」で必要事項を入力し送信。

む~さんママは先にメールでドナー登録ができるかどうかの問い合わせをしていたのですぐに返信が届きました。

②メールに登録可能病院と予約できる日時が書いてあるので第3希望ぐらいまで書いて送信

結構すぐに返信が届き予約が完了します。ただ、まだ登録可能な病院が少ないのと受付時間が限定的でした。

③いざ病院へ! 病院では問診と血液検査が行われます。

妊娠中期ごろから遠出もしてなかったので久しぶりに電車に乗ったのが個人的にウキウキしました。

受付で「母乳バンクの検査で予約しています」というとすぐに案内してもらえました^^ まず問診、基本的に入力フォームでの質問内容を再確認という感じでした。最後に同意書を記入して終了。ここで母乳パックや送付用の資料・伝票、おまけで母乳バンクのエコバックを貰いました。(これが凄い派手(笑))※む~さんママはすでに搾乳機を持っていたので不要でしたが、持っていない方は搾乳機も貰えるみたいです。

その後血液検査をしてあっという間に終了。病院にいた時間はトータルで30分程度でした。

④メールにて「ドナー登録完了」のお知らせが届く

血液検査から10日程度でメールが届きました。説明では2週間程度とのことだったのでちょっと早かったかな? 

発送について

発送は自費負担0円です。

母乳を冷凍したものを段ボールにつめて割れないように送ります。

送付方法などは丁寧に教えてもらえるうえにプリントも貰えるのでわかりやすいです。

アンケート用紙(飲んだ薬などを記入)を記入して一緒に送ります。

ただ、冷凍なので営業所へ持ち込みか、集荷の対応になるのでちょっとだけめんどくさいです。

かかった費用ともらえたモノ

ドナー登録でかかった費用は

①血液検査するための病院までの交通費

②発送のための梱包材(段ボール・ビニール袋・プチプチなどの緩衝材)※スーパーなどでもらえたり新聞紙で代用したのでむ~さんママはほぼゼロ円でした。

ぐらいでした。

搾乳機・搾乳機の滅菌用グッズ・母乳パック・発送用(伝票・アンケート用紙)は問診の時にもらえました。

母乳パックは絶妙なお値段なのでむ~さんママは正直助かりました。

メリット・デメリット

メリットはなにより社会貢献になること。病院などで頑張っている小さな命の力になれる事です。

母乳を捨てることになりそうだったむ~さんママはほんっとうに本当に心が軽くなりました。

NICUで頑張っている赤ちゃんを育てているお母さんが胸が張り裂けそうな気持を堪えながら流しやトイレに母乳を捨てているならぜひこんな方法もあるんだよと選択肢にいれてほしいなと思います。

デメリットは、血液検査ができる病院がかなり限られていること。赤ちゃんを育てているお母さんが遠出するのは中々の壁だと思います。これは今後増えていくといいなぁと思っています。

最後に

今回妊娠出産を経て初めて知った「母乳バンク」という取り組み。

余った分は捨てるしかないと思っていましたが「送る」という選択ができたこと。本当にうれしかったです。少しでも多くの人に知ってもらって、選択肢が増えたらいいなぁとむ~さんママは思った次第です。

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