保育器お引越し&初めての抱っこ

出産と私たちの子育て

担当看護士さんからの話と保育器の説明

生後1ヶ月を過ぎた頃にこんな話しが出てきました。

看護士さん
看護士さん

まだわかりませんが閉鎖型の保育器からオープン型の保育器に移れるかもしれません。

その時に抱っこも出来ると思います!!

と話がありました。その話を聞いた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした。

閉鎖型の保育器とは?
◆箱型になっている透明の保育器です。
◆保育器には治療やケアなどを行うために手を入れる窓がついていて窓を開けても外気が保育器内に入らない構造です。
◆娘が入っていた保育器にはモニターがついてました。
その保育器では、加湿調整・室温調整・体重計・酸素投与調整・心拍数・SpO2などがついていました。

こんな話が出ると言う事は娘の容態も少なくとも悪くなっていないと言う事です。

担当看護士さんからお話を聞いて10日後です。

閉鎖型の保育器からお引越しする事になりました。

生まれて時以来保育器の外へ

前日からむ~さん夫婦はとっても浮かれてました。(笑)

指定された時間の病院に行き体温測定・問診を行いソワソワしながら待ってました。

いざ、お引越し♬

娘ちゃんをベッドに移動するだけですが簡単には行えません。

娘ちゃんには点滴5本・呼吸器・測定器などが装着されています。

外れたり、数値が下がったりしないようにすごく大掛かりのお引越し・・・

先生は全員集合で看護士さんも大勢来てくださって

数えたら14人もいらっしゃいました!!!!!

あまりの人の多さにびっくりしたのと、皆さんに本当に感謝です。

担当の看護士さんが役割分担の説明や引っ越しの手順を説明をしてました。

お引越しする時に抱っこをする流れでしたのむ~さん夫婦椅子に座りスタンバイ。

閉鎖型保育器の扉が開き看護士さんが抱え娘が外の世界へ出てきました。

移動中は人工呼吸器を外している為、バギングと言って先生が手動で酸素を送りながら出てきました。

人工呼吸器に繋げられる位置になると取り付けました。

念願の娘初抱っこ

まず、む~さんママから娘を抱っこをしました。

周りの看護士さん達から、

看護士さん
看護士さん

娘ちゃ~ん!初めてママに抱っこしてもらえて好かったね!!

娘ちゃん、ママの抱っこ暖かいいよね!

看護士さん
看護士さん

ママさ~ん娘ちゃん初めてのおめでとうございます!

娘ちゃん抱っこされて良いね!

などを言っていただきとても嬉しかったです。

それを見ているむ~さんパパは感動して涙ぐんでいました・・・

む~さんママも顔を合わすたびに泣くのを我慢している感じでした。

抱っこしている間は看護士さんが代わりに写真や動画を取って下さると言う事でカメラを渡しお願いをしました。

抱っこは10分ほどだったと思います。

次はむ~さんパパです。

ママと交代で抱っこをしました。

ママのお腹の中に居る時から、生きて生まれるかわからないと言われ続けやっと念願の抱っこです。すごく暖かくて1.4キロほどですがとても重く感じ娘は生きようと頑張っているのが伝わりました。

そんな事を考えているとパパは先生や看護士さんの前で号泣してしまいました。

凄く可愛くて可愛くて仕方がありません。

次はいつ抱っこ出来るかわからないと思うと寂しく思いました・・・

娘の新しい保育器へお引越し

時間が来て看護士さんに娘を預け新しい保育器にお引越ししました。

む~さん夫婦が抱っこしている間に、手際よく今まで使っていた閉鎖型保育器を移動させて新しい開放型の保育器の準備をしてくださってました。

新しい保育器は覆っている物がないので、娘にすごく近づくことができます。

体温調整のため、保育器上部にはヒーターが付いているので寒さは問題ありません。

ベッド部分も広くなった気がします。

お引越し後の保育器

看護士さんからも『覆っている物がないので近くで触れ合えますよ。』と言われ、面会が一層楽しみになりました。

これで面会時はいつでも娘に顔を近づける事が出来ます。

帰って動画や写真を見たら看護士さんがいっぱい撮ってくださっていてとても嬉しかったです。

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