前回までのあらすじ
前回2回目の羊水除去術を行った夜に生理のような出血があり軽くパニックだったそうです。
そのあと、看護士さんに報告して検査をしました。
すぐに胎児心拍数モニタリングを実施した所、娘の心拍数が140~170胎動があまりない。と言われました。前回の胎児心拍数モニタリングでも160~170で張りも強く羊水を抜いた後だったので様子見だったそうです。その後看護士さんがバタバタし始め、パパはお家に居ますか?どのくらいで来れますか?など質問されたママは一機に緊張が増しました。
分娩室に移動後エコー検査で胎盤が剥離し始めてる可能性が発覚しました。
いざ病院へ
む~さんパパは愛犬にお留守番をお願いして病院に向かいました。
む~さんママの母さん達にも連絡入れていたので向かっていましたが
電話が掛かって着て出たら先に病院に着いたそうで入口で待ってもらう事にしました。
10分遅れで病院に着きました。
一緒に受付を行い分娩室に向かいました。
む~さんママのお母さんが、大丈夫だよ!これからパパになるんだね。これから楽しみだね。これでも飲んで落ち着いて!とコーヒーを買ってくださってて渡してくれました。
おかげで落ち着く事が出来ました。
21時ぐらいだったと思います。分娩室に着きインターフォンを押してむ~さんパパが到着した事を伝えました。
少ししてから看護士さんが着て帝王切開の準備に入り先生のお話しや奥さんには会うことは出来ない事を言われました。
む~さんママのお母さん、む~さんママの妹も来ていましたが
看護士さんから、娘さんが心配な事は分かりますがコロナ感染拡大防止の為、パパさんのみでお待ちください。と言われました。
お礼を言って、分かり次第連絡を入れる事を約束を帰っていただきました。
娘の誕生
それから一人で待合室で待ちました。
看護士さんが分娩室の扉を開けるたびに気になり見ますが違います。
22時に看護士さんが来ました。
おめでとうございます。
21時32分に生まれました。
女の子です。
赤ちゃんもママも無事ですよ。
詳細は処置が終わった後先生からも説明があります。
と無事生れた事を報告をして下さいました。
2人とも無事で本当に良かったです。
すぐにむ~さんママのお母さんに電話をして生れた事とママも無事な事を報告しました。
とても喜んで下さりました。
入院手続きでむ~さんママとすれ違いに・・・
その後入院手続きを行う為、待合室を離れて書類を色々書きました。
書類を提出して戻って着たら23時を過ぎてました。
この時点で、ママや娘にもまだ会ってません。
あとで携帯を見てくれると思いむ~さんママにLINEで感謝や2人共無事で良かった事や近くに居るから安心するようにLINEを送りました。
日付も変わりました。そしたらむ~さんママからLINEが来ました。
徐々に意識がはっきりしてきたようで携帯を触れるようになってきたそうです。
この時点で病室に戻っていたようで入院手続きに行ってる時に待合室を通過したそうです。
せめてむ~さんママが出て来るまで手続きは待って欲しかった・・・
助産師さんが携帯を預かり生れた瞬間の写真を撮ってくれていたそうで写真が送られて来ました。
この時初めて娘に写真を見ました。
凄く嬉しくて感動した事を覚えてます。
産婦人科の先生から状況説明
ママとやり取りをしていると、産婦人科の先生が説明に来てくださいました。
今回緊急帝王切開になったのは、胎盤が剥がれ始める常位胎盤早期剝離である事を説明を受けました。
通常の帝王切開だと命が危ないので
超緊急帝王切開で全身麻酔を掛けて6分で娘とむ~さんママを助けてくださいました。
麻酔を掛けて6分で娘を出してくれた事には驚きました。
どれだけ危なかったのかが伝わりました。
先生からむ~さんママのお話しが合って
麻酔が切れて最初に発した言葉は
娘はどこですか?大丈夫ですか?と娘を探しだしたそうです。
しっかりしたママですね。とほほ笑んで話してくれました。
NICUで娘さんの処置をしていますのであとはそちらの指示に従ってください。と言われ産婦人科の先生からのお話しは終わりました。
先生からお話しがあった事をむ~さんママに伝えて麻酔から覚めた時の話しをしたら覚えてないと言ってました。
翌日会社への連絡方法を相談
色々LINEでやり取りして後翌日からの確認をしました。
む~さんママは在宅で仕事をしていたので産後休暇に入る連絡等をしなくてはなりませんでした。
誰宛に連絡を入れれば良いかを確認。
在宅に使用していたパソコンをどうするか、産休・育休の手続きなどむ~さんママの会社に翌日連絡入れる事にしました。
む~さんパパは病院に向かう前に会社へ連絡を入れ翌日から育休を取る事を報告しました。
事務が居ないので手続き等もあるので落ち着いてから連絡を入れる事になりました。
NICUはスマホ持ち込み不可!娘の写真を撮る為に・・・
新生児科に通っている時に言われていた事を思い出しました。
NICUは電波を出す機器の持ち込みが禁止されている事でスマホ等での写真が撮影できません。
デジカメをもっていなかったむ~さん夫婦はデジタル一眼レフを買いたいと話してただけで、まだ持っていませんでした。
カメラに詳しい会社の仲間が居るので連絡をしました。
夜遅いのにも関わらず色々質問に答えてくれたり調べてくれました。
まったくカメラの事がわからないむ~さんパパには神様でした。(笑)
予算と使い方を言ったら機種と金額まで調べてくれて機種ごとの長所と短所を教えてくれて選ぶ事が出来て翌朝買う事にしました。
NICUで処置中の娘を待つ
1時過ぎにNICUの看護士さんが来られて次は娘の入院手続きの為手続きに行きました。
手続きにが終わり書類を看護士さんに渡して待ちました。
さらに待って待って待ちました。(笑)
本当に今処置をしているのかちゃんと生きているのかも心配するぐらいでした。
NICUの看護士さんから声が掛かったのが3時過ぎでした。
熱や自覚症状が無いかの確認後中に入る事が出来ました。
先生からの説明
先生とも初対面と思いきや新生児科に通っていた時の先生が処置してくださってました。
先生の所に案内され娘の状況説明を受けました。
長い間待たせして申し訳ありません。と言われました。
治療をしてくださってたのでこちらとしては感謝しかありませんでした。
先生が「ご誕生おめでとうございます。」と言って下さったのはとても嬉しかったです。
妊娠33週1日で出生体重が1426gの女の子です。
早産で極低出生体重児です。
・重度新生児仮死(常位胎盤早期剝離で緊急帝王切開で出生)
・新生児呼吸窮迫症候群(しんせいじこきゅうきゅうはくしょうこうぐん)(肺が未熟で膨らみにい)
・新生児遷延性肺高血圧症(しんせいじせんえんせいはいこうけつあつしょう)
危険レベルLv5段階中Lv5で超危険レベル
・循環・呼吸不全
・巨大膀胱
・内反足
・関節が全体的に可動が狭い感じ
など説明がありました。
妊娠中に診断されたトリソミー18は見た目ではなさそう。
胃まで管を入れてレントゲンで確認したら胃の位置まで入ってるので食道閉鎖はないです。と言われました。
しかし、これだけの症状があると何かしらの異常はあると思います。
検査をしないと分かりません。
先生からは新生児遷延性肺高血圧症が非常に危険なレベルでいつ急変してもおかしくないのでいつでも連絡取れるように携帯電話を離さないでください。
と先生から言われどれだけ危ないのかが伝わりました…
む~さんママには不安になる事を話したり心配させる事を話したくなかったので内緒にしました。
治療は保育器の中で特殊な人工呼吸器と一酸化窒素ガスとサーファクタントを使う。
点滴(臍帯カテーテル)
など色々な治療法で娘の命を繋いでくださいました。
入院書類&同意書のサイン地獄
説明後同意書などの住所や名前などサイン地獄が待っていました。
この時点で4時頃です。
書いても書いても終わりません。(笑)
病院控え・本人控えがあるので何十枚あったきがします・・・
最後の方では今住所を書いているのか名前を書いているのか果たして保護者の名前を書いているのかが自分自身わからなくなってました。
終わった時にはもう手が痛かったです。(笑)
娘と感動の初対面
その後、娘と初対面をして処置の説明をしてくださいました。
点滴・人工呼吸器・鼻から管・尿カテーテルなど色々繋がってました。
初めて対面したとき、とても可愛いかったです
とても可愛くて小さい女の子でした。
とても小さい体ですが一生懸命生きようとしてる姿に心打たれました。
先生から、触ってあげてください。と言って下さり消毒をして優しく触りました。
凄く感動して泣いてしまいました。
先生も「こんな小さな体で頑張ってます。」と言っていました。
娘との面会も終わり明日も会いに来る事約束しNICUをあとにしました。
む~さんママに娘と面会した事を報告&帰宅
む~さんママに娘と会った事を報告し可愛かった事を伝えました。
帰る時間は明るくなってきてて時間は4時30分過ぎていました。
車で来ていたむ~さんパパは24時間起きている状態だったので、代行かタクシーかで悩みましたが慎重に運転して帰りました。
大通りを30~40キロでノロノロ運転で帰りました。(笑)
家に帰って来たのが5時頃でした。
看護士さんからむ~さんママの貴重品ロッカーのカギを預かってるのを忘れてましたが翌日でもいいとの事だったのでもって帰りました。
今日1日バタバタしていたので前日の朝から何も食べていませんでした。
前日病院に売店で買った唐揚げ弁当を帰って食べました。
これから出産を控えているパパさんママさん食べる時間がある時に食べておいた方が良いですよ!(笑)
愛犬に報告&就寝
帰って来て愛犬にほぼ1日イタズラもせずにお留守番してくれた事を褒めて、赤ちゃんが生まれた事をお話ししてその後お散歩に行きました。
家には愛犬用のお水をいくつか置いてておやつは遠隔操作であげれるのがあったり見守りカメラ3台あったので安心できました。
翌朝某家電量販店のオープンにあわせカメラを購入しようと思ってたので目覚ましは9時にセットしました。
お散歩から帰って来て愛犬と一緒にお布団に入りました。
先生からいつでも連絡が取れるようにと言われていたので眠いけど全然寝る事が出来ず携帯を抱いて寝たり起きたりの繰り返しであまり寝れなかったです。
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